今日の作業。

 今日は雑事多くあまり捗らなかった。

 改正砥を終えて中名倉砥に進む。今回の刀には彫が有り、彫の中も錆びたり汚れたりしているので、荒砥の段階から順次砥石の粉を油に交ぜて木の棒の先に付けての彫中の研磨作業も行う。

 彫直しは専門の彫師に頼まないと作業出来ないが、彫は打ち粉や油が詰まって汚れている場合が多く、それを取り除いて軽く磨くだけでも結構綺麗に成るものが多い。

 今回は状態があまり良く無いので、それなりに手間が掛かる。